冷凍機械責任者の資格は、全部の科目を受験してもいいのですが、講習を受けて一部の科目が免除されて本試験(国家試験)を受けることもできます。
第1種、第2種、第3種とあって、機械の冷凍能力の大きさで区分されています。
なかでも第3種は、比較的受験しやすく(合格率も高いです)、求人もわりとおおざっぱ(2種だろうが3種だろうが持ってればOK)な場合が多いことから、オススメです。
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設備管理業の求人で求められる資格
設備管理の求人は、具体的には病院、ビルの冷暖房装置の運転管理が多いです。
普段はボイラーや空調機器の作動を管理していて、故障が発生したときや定期点検、取り替えなどを担当します。
営繕業務の担当者が兼務してたりしますね。
ボイラーや冷凍機械の性能が向上してきて、免許や資格がなくても運転できるものがどんどん開発されています。
個々のボイラーや冷凍機器が導入されているときは、その機械の規模に応じた資格を持った管理者(保安責任者)が選任されなければなりません。
保安責任者になるには、3種資格をとってから1年以上の実務経験が必要です。
ですが、保安責任者でなければ、実務経験はなくてもいいのです。
第3種冷凍機械免許で扱えるもの
写真下はマグロ漁船などで使われているVEM-28A冷凍機です。
これぐらいで(大きさとは関係ありませんが)、冷凍能力が20t程度ということです。
ちなみに、ユニット型(20t-50t)だと管理責任者(3種冷凍)を選定しなければなりませんが、当該機は20t未満ですので3種冷凍機械責任者の資格は不要です。
第3種冷凍機械責任者資格のとり方
①2科目の国家試験を受ける。「法令」及び「保安管理技術」
試験実施主体:高圧ガス保安協会
受験料:7,900円也。
オススメの通信教育
②講習と講習後の検定(保安管理技術)を受けてから、「法令」の国家試験を受ける。
年2回開催。
ネット申し込みで受講受験料15,700円也。
設備管理の求人例(経験、資格不問)
設備管理の求人愛知県(2018/4/16アクセス)
事業所名:星光ビル管理株式会社
職種:オフィスビルや病院、工場、商業施設といった物件の設備管理全般。
◇中央管理室での遠隔監視
◇ビル内の巡回・点検・記録
◇月次・年次保守作業の立ち会い
◇30分程度でできる簡単な修理対応
対象となる方
◆高卒以上 ◇未経験OK
★定年退職後のシニアスタッフも多数活躍中
◇設備管理経験者や設備系の資格保持者歓迎
◇ボイラー技士、電気工事士、危険物取扱者、冷凍機械責任者などの有資格者大歓迎!
勤務地:愛知県
給与:月給16万4000~19万4000円+各手当て
勤務時間:1ヶ月単位の変形労働時間制(週平均40h以内)
週休2日制